曽我の明日から使える葬儀の供花
お葬式に参列する際にお香典に加えて供物や供花を贈りたいという人もいます。供物、供花とは、亡くなった人の霊を慰めるために霊前に供える品物、お花のことです。これらは地域や宗教によって内容が異なります。贈るべきではないというものもあるため、事前の確認が必須となります。一般に生花は親族や生前故人と親しくしていた人が贈ることが多いようです。供花として生花を贈りたい場合は、祭壇の統一を考える必要があるため、葬祭業者に頼むのがいちばん良いようです。
葬儀の時に会場に贈る供花を、その日のうちに届けてくれるお店もあります。お葬式が行われている場所からそう遠くないお店と言うのが前提になりますが、全国にチェーン展開をしているお花屋さんなどもあり、そうしたチェーン店でしたら家や会社の近くのお店で注文をし、お葬式の会場に一番近い店舗が届けてくれるはずです。チェーン店でなくても、電話やインターネットからの注文を受け付けているお店なら、遠方からの注文も問題無いはずです。
葬儀の際に供花を注文する方も多いですが、種類が非常に多くどれを注文して良いのか困ってしまう場合もあります。最近はインターネット上に各葬儀会社のホームページが開設されており、供花の情報も詳しく掲載されていますので、自宅のパソコンで情報をチェックして注文の手続きを進めるのが最適です。また供花や供物をわかりやすくまとめているカタログも用意されていますので、カタログで詳細を確認した上で電話やFAXを利用して注文するのもオススメです。
花祭壇は、様々な花の種類とデザインを組み合わせることにより、非常に自由度の高い素敵な祭壇を作ることができます。しかし、自由度の高さゆえに、どんなデザインや大きさの祭壇が、いくらぐらいするのかが分からないという声もよく聞かれます。使用されるお花の種類ですが、葬儀の場では定番の菊の花をはじめ、ランやユリ、カーネーションなどが主な花です。基本的には、故人や終活をされている方が好む花を自由に選択するとよいでしょう。
葬儀会場に欠かせないもののひとつにお花があります。このお花は故人に供える意味合いを持つものであり、呼び方は供花となります。供花は一つ、二つによって数え方が異なり一つなら一基、二つなら一対と数えます。基本的にお花はホワイトで差し色に紫やあわいピンクなどが使われますが、地域や宗教などにより多少の違いがあります。例えば仏教でトゲがあることから避けられるバラなどは、キリスト教では多く使用されます。どうしてもバラをおくりたい場合には、故人が好きだったことをご遺族に伝えて了承をとってから贈られるのがよいでしょう。
